ECO

April 20, 2008

昨日母上様に冠を預けて、久しぶりに一人でのんびりとショッピング。
のりぃのお気に入りのお店、『私の部屋』で、びっくりと思うものを発見、即買い。

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1000回以上繰り返し使えるという、コーヒーフィルター。
材質はポリプロピレン。
デンマーク産。

フィルターの先端を折り曲げ、ドリッパーにセットするだけ、
あとはペーパーフィルターと同じ容量で使う。
フィルターのお手入れは水で洗い流すだけ。
布巾で拭けばすぐ使えるし、使わない時は陰干しでOK。

我が家は皆コーヒー好きで、一日に何度もコーヒーを入れる。
入れる度に捨ててしまうペーパーフィルターが、いつももったいないなぁと、前々から気になっていた。
金属製のメッシュフィルターも売っているが、お値段が5千円近くするので購入するのに躊躇していた。

このフィルター、なんと700円。
1000回以上使えるのならば、ペーパーフィルターを買うより安い。

心配していた味も、特にポリの臭みもなく、美味しく飲めた。

いいじゃん、これ音符
ゴミも出ないし、お勧めしますまる

(06:45)

April 16, 2008

4月から、私の住んでいる自治区のゴミ出し分別方法が変わった。
何が変わったかというと、プラごみとペットボトルの回収をするようになったこと。
それによって、今まで不燃ごみだったものの大半が可燃ごみになるということ。

ようやく、である。

東京湾は、不燃ごみに埋め尽くされ、約30年で処分場がいっぱいになるそうだ。
それを回避するために、不燃ごみを極力なくし、プラごみを資源化しようというわけだ。
”資源化”というとかっこいい感じだが、実際分別されたプラごみがどのように処理されているかはほとんどの人が知らないだろう。
再利用するには、お金も資源も必要になる。
大半は産業廃棄物として処理されたり、燃料として燃やされたり。
CO2の排出量は、焼却に比べて資源化するときの方が多いとか。
ペットボトルも同じである。

今まで我が家の”不燃ごみ”と書かれたゴミ箱が、”プラごみ”に変わった。
家族の皆にそれを教える。
もちろん冠にも。
『ほらね、こうやって”プラ”って書いてあるマークがついてるものは、プラごみの方に捨てるんだからね』
そう教えると、順応性の高い冠は早速、『あ!これプラってかいてある!』『あ!これも!』と言ってきちんと分別してくれる。

そして数日が過ぎ、
冠『あ~!これもプラ!またぁ?!・・・プラすぎ困った

確かにその通り、”プラすぎ”の世の中。
リデュース(削減)って思っても、プラを買わない方が無理に等しい。
事業者側はどうにかしようとしているのだろうか??

そして、筋肉痛というのは、昨日冠の幼稚園のお迎えの時間がギリギリになってしまい、家から幼稚園まで走って行ったら、今日脚が筋肉痛になった。。。
べつにフルダッシュしたわけでもないのに。。。
ママは”運動不足すぎ” 困った



(21:35)

July 25, 2007

昨日、地球温暖化について、杉並・地域エネルギー協議会から話を聞いてきた。
向こうの話を聞くというよりは、私が持って行った質問に対して回答をしてもらう形で終わってしまったのだが、この場で皆さんと共有できればと思い書き留めます。

Q1.節電が二酸化炭素の削減につながると聞いたが、どういうことか?

A1.発電の種類は、原子力発電、火力発電、水力発電、風力発電、太陽光発電など様々あるが、そのうちの火力発電が二酸化炭素を沢山出す。(物を燃やすと二酸化炭素が出るため)
つまり、すべての発電で二酸化炭素を出すわけではないが、電気の使用を控えることで、火力発電の使用量も減り、二酸化炭素の削減につながる。
(太陽光でのオール電化住宅などは二酸化炭素を出さないので関係ない)

Q2.レジ袋が地球温暖化とどう関係があるのか?

A2.MyBagを使う意味は、無駄なゴミを減らすため
買い物をして、レジ袋をもらい、それを家庭でゴミ袋として再利用する場合はよいが、ただのゴミとして捨てられるケースを減らすため。ゴミが増える→燃やすものが増える→二酸化炭素が増える。

Q3.ペットボトルのリサイクルが1割程度しかされてないと聞いたが?

A3.その通り。大半は中国へ運ばれ、リユースされている。(ビンの代わりに使われる)その他は燃やされる。


上記の質問、3番は地球温暖化とは直接関係はないが、私の中でずっともやもやしていたことが今回の話でスッキリした。
クールビズとかエアコンの温度設定とか色々言っているけど、電気の使用を減らすことで二酸化炭素の排出削減になるとは気づかなかった。
家庭では節電=電気代節約という図が一般的だが、私の中で節電=二酸化炭素排出削減という図が新しく出来た。いずれにしても節電はいいことみたい。

でも、各家庭、個人の意識で二酸化炭素の削減に大きく影響があるかもしれないが、それよりもまずは企業の意識改善が必要なんじゃないの?と思う。
マイバッグを推奨しているスーパーよ、だったらもっと店内の冷房を緩めてみては?夏なのに店内寒すぎてゆっくり買い物も出来ませんわ。
レジ袋のゴミをいう以前に、食品その他の過剰包装をなんとかすべき。
消費者がゴミの出るものを買わないようにするしかないのだが、ここまで皆が地球温暖化で騒いでいるなら、プラスチック・発砲トレイなどの過剰包装を企業がいつまでもしていることがおかしいと思う。

さらに、リサイクル、リサイクルというが、リサイクルするにはコストがかかるし、石油などの資源も使うし、結果として二酸化炭素も出す。
だから、企業側としては、ペットボトルも含め、『リサイクルすればいいんだから』というイメージを消費者に植え付け、じゃんじゃん無駄なゴミになるものをつけて商品を売るが、現状のリサイクル状況は地球に優しいどころか逆行して、地球に悪影響ばかり出している。

昨日の話で勉強したこと、それは、
1.Reduce(削減)、2.Reuse(再利用)、3.Recycle(再生利用)の順位で意識しようということ。

まずはゴミになるものを買わない、次に再利用できるものを選ぶ(しょうゆのビンなど)、最後に再生利用(リサイクル)に協力する。

まとまりもなく長々と書きましたが、最後まで読んでくれた皆さん、ありがとう!
これからも勉強したことを報告していきたいと思います。




(08:11)

July 21, 2007

地球温暖化は私が子どものころから言われていることだが、
最近は特に深刻な問題になっている。
今の環境のまま進めば、30年後には平均気温が6度上がり、
夕方でも30度以上あるという話を聞いた。
30年後といえば自分もまだまだ元気なうちだと思うが、
子どもや孫の世代を考えたら、早急になんとかしなければという意識が出てきた。
今私たちに何ができるのかを自分なりに学んで行こうと思うが、
ブログで少しでも多くの人と共有できたらと思い、少しずつこういう話題も書いていこうと思う。

またまた通販生活 ピカイチ事典より。
今日のテーマは『養殖海老』。

日本人は一人当たり年間80尾のエビを食べているというほどのエビ消費大国らしい。
その食べているエビの9割は東南アジアから輸入される養殖エビだそう。
その東南アジアのエビの養殖は、マングローブの林を伐採して養殖場を作っているそうだ。
しかも、自然に任せた養殖法では生産性が低いため、人工餌で育てる人工養殖地を作り大量生産をしているが、その人工養殖地は底にビニールシートやコンクリートが敷き詰められているため、水が汚れ、水を入れ替えるために機械で地下水を汲み上げる。
そのため地下水が減少したり、海や川が汚染される。
さらに、水を入れ替えても底に汚れは溜まり、5~10年で荒れ果ててしまう。
エビの病気を防ぐために大量の化学薬品を使うため、マングローブ林は再生しないということ。
新たな養殖地を作るために次々にマングローブ林が伐採され、アジアでは四分の一のマングローブ林が減少、そのうちの三分の一はエビの養殖のために伐採されたものらしい。
その大きさはなんと東京都とほぼ同じ面積だそうです。。。

とうもろこしが石油の代わりになるということで、アマゾンの熱帯雨林が伐採されてとうもろこし畑になっているという話も聞きました。
二酸化炭素を酸素に変えてくれる緑がこのように次々に伐採されている現状を、もっと多くの人に大々的に知らせるべきだと思う。
私たち一人一人ができることは小さなことだとしても、一人一人の意識で世界が変わると思います。

これを読んでくれた皆さん、エビは国産を買いましょう。
安いエビは抗生物質がたっぷりですぞ。


(00:05)

July 13, 2007

通販生活でお馴染みのカタログハウスが出している「ピカイチ事典」を読んでのこと。
テーマは”もったいない”。
最初の話題はペットボトルだった。

<分ければ資源、混ぜればゴミ>などと言うが、それは嘘です― そんな書き出しで始まった。

ペットボトルやびん、缶などを自治体が分別回収して事業者がリサイクルすることを義務付けた「容器包装リサイクル法」が施行されて以来、飲料メーカーがそれまで自主規制していた500ミリリットルのペットボトル飲料の販売を「リサイクルするからいい」とばかりに解禁し、ペットボトルの年間消費量が急増(05年時点で約50万トン)、それに比例して分別回収されるペットボトルの量も05年には30万トンに。
しかし、わざわざ分別回収したペットボトルのうち樹脂原料にリサイクルされているのはたったの1割だけ。
残り9割は中国などの海外に輸出されたり、ゴミ焼却時に発生する熱を利用して温水プール用の電力などに再利用する「サーマル・リサイクル」として焼却されている。

ペットボトルは
石油→樹脂→成形→新品ボトル
という段階で作られているが、
ペットボトルを樹脂原料にリサイクルするためには、ペットボトル1本を作るために必要な石油の約3.5倍もの石油を必要とする。

コストでいえば、
1リットルのペットボトルを分別回収するための人件費やリサイクル施設まで運ぶ際の輸送費、ラベルやキャップを外す作業などのコストを合わせて、1本当たり26円。
そこから樹脂原料にリサイクルするには、粉砕、溶解などに更に7.6円かかる。
一方、可燃ごみと一緒に焼却するコストは1.8円。

こんなにコストや資源を必要とするペットボトルの樹脂原料リサイクル。
消費者の間では、「ペットボトルはリサイクルされやすい素材だから大量に買って大量に捨ててももったいなくない」というイメージが定着しているが、
こんな事実を知らず、しかもリサイクル費用の大部分が税金で賄われていることを知っている人は少ないだろう。

サーマル・リサイクルは一般の可燃ごみを焼却処分するときにも行われている。
水分が多くて燃えにくい可燃ごみに、わざわざ灯油をかけて焼却しているケースもあるようで、だったら石油から出来たペットボトルを燃料の代わりに一緒に燃やす方がコスト面からも資源保護の観点からも、ずっと効果的。
ダイオキシンなどの有毒ガスも、高温処理の焼却炉なら発生しない。
だから、樹脂原料にリサイクルするよりも、可燃ごみとして一緒に燃やす方がいい、という意見だった。

この記事を読んで、ペットボトル飲料を買う度に、ボトルを洗い、ラベルとキャップを外して、リサイクル回収ボックスへ持って行っている私の苦労はなんだったんだろう??と思ってしまった。
これを読んでくれた皆さん、自分の住んでいる自治区で回収しているペットボトルの行く末を、一度役所に確認してみては?

時代に逆行して、いや、逆に、時代に先駆けてというべきか、
ペットボトルから”びん”に戻す飲料メーカーがいたら、私はそちらを買おうと思いました。







(01:32)